「うちの子の普通」を見つけよう!赤ちゃんの胎動パターン入門

2025年10月7日投稿


プレママさんたちが抱く一番の疑問、それは「うちの子、ちゃんと動いてるかな?足りてるかな?」ということかもしれません。「1時間に10回」といった一般的な目安も耳にしますが、何よりも大切なのは、あなたの赤ちゃんだって、一人の人間だということ。それぞれに個性があって、ユニークなリズムを持っているんです。他の赤ちゃんの「普通」が、あなたの赤ちゃんの「普通」とは限らないんですよ。

まずは「うちの子のベースライン」を知ることから

妊娠28週を過ぎたら、ぜひ赤ちゃんの毎日のサイクルに、そっと耳を傾けてみてください。「ごはんを食べた後によく動くなぁ」「夕方になると、お腹の中でパーティーが始まるな」なんて、だんだん分かってくるはず。ここでの目標は、毎時間きっちり回数を数えることではなく、あなたの赤ちゃんなりの「いつもの元気度」のベースラインを知ること。胎動カウントアプリは、日々の記録をグラフなどで見やすく残してくれるので、このベースライン作りに最適なツールです。

どんな動きを「1回」と数えるの?

キックも、パンチも、うにょ〜っとした動きも、ぐるんと回転する感じも、全部「1回」とカウントしてOK!動きの種類を細かく区別する必要はありません。大切なのは、赤ちゃんが動いたな、とママが感じた回数を記録することです。もし赤ちゃんが立て続けにポコポコポコッ!と動いた場合は、それを一連の動きとして「1回」と数えて大丈夫ですよ。

大切なのは「回数」よりも「変化」

何か問題が起きているかもしれない、という一番のサインは、回数そのものよりも、「いつものパターンからの大きな変化」です。例えば、いつもはお祭りみたいに賑やかな子が、急に静かになってしまった。逆に、いつもはおとなしい子が、突然慌てたように激しく動き出した。そんな「あれ?」と感じる変化こそが、病院に相談してみるべき大切なサインなのです。毎日の記録があれば、この変化にずっと気づきやすくなります。

最後に信じるのは、あなたの「ママの直感」

あなたの体のこと、そしてお腹の赤ちゃんのことを、あなた以上に知っている人はいません。たとえその日の胎動カウントの回数をクリアしていたとしても、「なんだか、いつもと違う気がする…」と感じたら、どうかその直感を信じてあげてください。ためらわずに、かかりつけの先生や助産師さんに電話しましょう。「大丈夫ですよ」の一言で安心することも、ママと赤ちゃんにとっては、とても大切なことなのですから。


免責事項: この記事は情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを構成するものではありません。健康上の懸念については、必ず医療専門家にご相談ください。

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