胎動カウント「10回メソッド」って本当にベストな方法?

2025年10月7日投稿


プレママの皆さん、胎動をチェックする方法として「10回数える」というやり方、聞いたことありますか?これは産院でもよく勧められる、とってもポピュラーな方法です。でも、具体的にどうやるの?そして、本当に誰にとっても一番良い方法なのでしょうか?今日はそのあたりを、一緒に詳しく見ていきましょう。

そもそも「10回カウント法」って何?

やり方はとってもシンプル。赤ちゃんが元気だなと感じる時間帯を選んで、1日に1回、胎動を10回感じるまでにどれくらいの時間がかかったかを計るだけ。キックや、お腹の中でぐるんと回る感じ、どんな動きでもOKです。もし2時間以内に10回の動きを感じられたら、「赤ちゃんは元気そうだな」という一つの目安になります。

この方法のいいところ

  • とにかく簡単!:ややこしいルールはないし、特別な道具もいりません。今日からすぐに始められます。
  • 安心の基準が明確:「10回感じたか、感じていないか」がハッキリわかるので、モヤモヤすることがありません。
  • 病院に連絡する目安になる:もし2時間経っても10回の動きを感じられなかったら、「ちょっと相談してみようかな」と、ためらわずに病院に連絡するきっかけになります。

ちょっと待って!デメリットもあるの?

  • 赤ちゃんの「いつものパターン」が見えにくい:この方法の一番の弱点は、赤ちゃん一人ひとりの個性的なリズムまでは分からないことです。例えば、いつもなら20分で10回キックする子が、ある日90分かかったとします。「10回カウント法」では「2時間以内だからOK」となりますが、ママからすると「あれ、いつもより時間がかかってるな…」というのは、とても大切な変化のサインですよね。
  • 小さな変化を見逃しちゃうかも:「10回」というゴールだけを見ていると、1日を通した赤ちゃんの活動量が全体的に減っているような、もっと繊細な変化に気づきにくいかもしれません。

じゃあ、どうすればいいの?ベストな方法は?

一番おすすめなのは、「10回カウント法」と「毎日のパターンの記録」を組み合わせること。2時間で10回というルールは、何かあったときのための大事な安全ラインとして使いましょう。その上で、胎動カウンターのようなアプリを使って、毎日10回動くのにかかった時間をメモしておくんです。そうすることで、赤ちゃんの「いつものペース」が分かってきて、「今日はいつもより時間がかかっているな」という変化にも(たとえ2時間以内でも)気づけるようになります。これこそが、赤ちゃんの様子をより深く知るための、最強の組み合わせなんです。


免責事項: この記事は、一般的な情報提供を目的としています。医学的なアドバイスに代わるものではありませんので、ご自身の健康について心配な点がある場合は、必ずかかりつけの医師や医療専門家にご相談ください。

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