【プレママ必見】胎動にまつわるウソ?ホント?専門家が神話をスッキリ解決!

2025年10月11日投稿


妊娠中は、周りからたくさんの情報が入ってきますよね。役に立つアドバイスもあれば、昔ながらの言い伝えや、ちょっと不安になるようなウワサ話も…。そこで今回は、プレママたちが抱えがちな「胎動」に関するよくある神話をピックアップ。正しい知識で、安心してマタニティライフを送りましょう!

ウソ?:臨月になると、赤ちゃんの動きは少なくなる。

ホント!:これは最も注意が必要な、危険な神話です。赤ちゃんが大きくなって子宮内のスペースが狭くなるにつれて、動きの「種類」は、鋭いキックから、よりゆっくりとした「ぐにょ〜ん」という力強い動きに変わることはあります。しかし、動きの「頻度」が減ることはありません。もし「いつもより明らかに静かだな」と感じたら、それは赤ちゃんからのサインかもしれません。すぐに産院に連絡しましょう。

ウソ?:甘いものや辛いものを食べると、赤ちゃんが元気に動く。

ホント!:血糖値が上がると、眠っていた赤ちゃんが目を覚ますことはありますが、これは動きを促すための信頼できる方法ではありません。もし胎動が少ないと感じて不安な時は、おやつで自己判断しようとせず、まずは落ち着いて胎動カウントをしてみてください。それでも「いつもと違う」と感じたら、かかりつけの医師に相談するのが一番です。

ウソ?:お腹の中でよく動く子は、生まれてからも活発(ADHDなど)になる。

ホント!:これを裏付ける科学的な根拠は全くありません。お腹の中で赤ちゃんが元気に動くのは、一般的に赤ちゃんが健康で、順調に成長している証拠です。子宮内での活動レベルと、生まれた後の性格や行動に関連性はないとされていますので、安心してくださいね。

ウソ?:家庭用ドップラーで心音が聞こえれば、胎動カウントは必要ない。

ホント!:心音と胎動は、赤ちゃんの元気を測るための、それぞれ別の重要な指標です。家庭用ドップラーで心拍が確認できても、胎動の変化によって示される可能性のある、赤ちゃんの「過ごしやすさ」までは分かりません。胎動カウントは、赤ちゃんの全体的な健康状態を見守るための大切なツール。どちらか一方で代用するのではなく、両方とも上手に活用しましょう。

ウソ?:とにかく赤ちゃんが動いてさえいれば、すべて順調。

ホント!:胎動は安心できるサインですが、一番大切なのは、その「パターン」です。いつもより明らかに少ない場合だけでなく、逆に、突然「暴れる」ような激しい動きが続く場合も、赤ちゃんが苦しがっているサインの可能性があります。胎動カウントの目的は、赤ちゃんの「いつものリズム」をママが知ること。そして、そのリズムからの大きな変化(減少であれ、異常な増加であれ)に気づけるようになることです。

正しい知識は、プレママの不安を自信に変えてくれます。胎動カウンターのようなアプリを使って、赤ちゃんのユニークなパターンを記録することは、ウワサに惑わされず、赤ちゃんの「本当の声」に耳を傾けるための、素晴らしい助けになりますよ。


免責事項:この記事は情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスを構成するものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医療専門家にご相談ください。

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